ギターって、当たり前ですけど、1本1本違うんですね。同じメーカーの同じ型のギターでも、微妙に違うんです。持った感じ、重さ、ネックの幅、いろいろな違いがあります。その中で、自分が一番気になるのは、もちろん音色。その次に弦高です。
ギターを始めた頃は、「ギターはイジらずにそのままの状態で弾くもの」と、固く信じていました。高い弦高のまま、我慢して練習していても、辛いだけでちっとも面白くありません。ギターは以外に他の楽器に比べて、自分でイジれるんです。
最初は、サドルを削る。ネックの状態(順ゾリ)にもよりますが、あまり削ってしまうとビビりが発生します。そうなるともう直せません。もう一度ビビらなくなる弦高にするため、サドルを作ることになります。お陰さまで、サドルを削りだすのがうまくなりました。一度、サドルを削りすぎて、ブリッジまで誤って削って、途方に暮れたこともありました。
(上記写真はネックのリペアが終わったばかりなのに、自分でロングサドルを削りすぎて、ビビりが止まらなくなったトホホのギター。M社製 OM)
ただし、ロングサドルとナットは自分でやらないほうがいいと思いました。こればかりは自作不能です。あきらめて、リペアに出すしかありません。
アジャスタブル付のネックがほとんどなので、これも専用のレンチでやってしまいます。(時計方向似まわすと順ゾリだったか?)弦を緩めて、レンチで5°〜10°くらい回します。次にネックを裏から、ヘッドに近い部分を数回素手で軽く叩く。ここで、パキンと音がしたらそれ以上レンチで回すのはやめたほうが賢明です。一晩置いてから弦を張って、ソリ具合を確認。数週間かけて、ゆっくり少しずつやる。
自分でイジっても、リペアに出しても、弾きやすくなったギターはいつの間にか手に馴染み、かけがえのない1本となります。(自分の場合、数本ありますが・・・・。)